【精油・エッセンシャルオイルのまとめ】カモミールの効能・効果とおすすめブレンドレシピ

植物の貴重なエッセンスである精油。

その一滴は、ワタシたちの心や体にさまざまな作用をもたらします!

精油として知られている数は1,500種類とも言われていますが、その中でアロマテラピーなどで人々に使われているものの数は、100種類を超えるほど。

そんな膨大な種類の精油(エッセンシャルオイル)を、もっと安全で身近なものにしてもらうために、それぞれの精油の基本データ・効能・効果・おススメのブレンドレシピなどをまとめました!

こちらでは、カモミール精油の効能と効果をお伝えしますよ♪

カモミール精油

目次

基本データ

  名前   カモミール
  学名    Matricaria chamomilla(ジャーマン)
        Anthemis nobilis(ローマン)
  科名      キク科
 抽出部位    花   
 抽出方法    水蒸気蒸留法
 香りの特徴   フローラル系
 主な成分    カマズレン他(ジャーマン)
         カマメロサイド他(ローマン)
 主な産地    イギリス・エジプト他   
 注意事項    ローマンカモミールは妊娠初期は使用を避けること 
blooming white and yellow daisy flowers
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植物について

世界各地で観賞用やハーブとして栽培されています。

花は甘くてフルーティな青リンゴのような香りをもち、ハーブティーとして世界中で愛されていますね♪

「カモミール」という名前は、古代ギリシャ人が「カマイメロン(大地のリンゴ)」と呼んでいたことに由来すると言われています。

カモミールには多くの種類が存在しますが、アロマテラピーなどで利用されているのはローマンカモミールジャーマンカモミールです。

また、ハーブティーとして用いられるのは、ジャーマンカモミールが一般的です。

カモミールの効果と効能

精油には、心身に働きかけるさまざまな作用があります。

その時々の悩みに合う効能の精油を選びましょう。

主な作用

  • 抗アレルギー
  • 抗炎症
  • 消化促進
  • 保湿
  • 鎮静

心への作用

強い鎮静作用の効果により、神経系の働きを鎮め心身ともにリラックスした状態にしてくれます。

神経が昂って眠れないときなどに用いると良いでしょう(ローマン)。

カラダへの作用

消化を助けて腹痛や下痢、腸内ガスなどの環境を整える作用があります。

また、月経痛や月経不順、更年期障害などの婦人科系の症状に効果が期待できます(ジャーマン)。

お肌への作用

成分中に含まれるカマズレンの抗ヒスタミン効果で、かゆみや炎症を抑える効果が期待できます(ジャーマン)。

カモミールをメインにしたおススメのブレンドレシピ

こちらではローマンカモミールを使ったぐっすり安眠ブレンドレシピをご紹介します!

日中のストレスにより、なかなか寝付けない……。

そんなときにおススメなのが、ローマンカモミール3滴・ベルガモット2滴・ラベンダー1滴をブレンドし、お部屋に芳香させる方法です。

無水エタノール3mlにそれぞれの精油を混ぜ、そこへ27mlの精製水を加えてスプレーを作るのも良いでしょう。

寝る前に、よく振ってからカーテンやクッションにスプレーします。

         

このとき注意したいのが、精油の入ったスプレーの液体が直接肌に触れないようにすることです。

効果をいっぱい得ようと、枕にスプレーし精油の成分が直接肌についてしまうと、かぶれなどのトラブルを引き起こしかねません。

安心・安全に精油を活用しましょう!