【精油・エッセンシャルオイルのまとめ】ゼラニウムの効能・効果とおすすめブレンドレシピ
植物の貴重なエッセンスである精油。
その一滴は、ワタシたちの心や体にさまざまな作用をもたらします!
精油として知られている数は1,500種類とも言われていますが、その中でアロマテラピーなどで人々に使われているものの数は、100種類を超えるほど。
そんな膨大な種類の精油(エッセンシャルオイル)を、もっと安全で身近なものにしてもらうために、それぞれの精油の基本データ・効能・効果・おススメのブレンドレシピなどをまとめました!
こちらでは、ゼラニウム精油の効能と効果をお伝えしますよ♪
ゼラニウム精油
目次
基本データ
名前 ゼラニウム | |
学名 Pelargonium graveolens | |
科名 フウロソウ科 | |
抽出部位 葉 | |
抽出方法 水蒸気蒸留法 | |
香りの特徴 グリーンフローラル系 | |
主な成分 シトロネロール/リナロール 他 | |
主な産地 エジプト/フランス 他 | |
注意事項 妊娠初期の使用は避ける |
植物について
原科植物名「ローズゼラニウム」という名を持つゼラニウム。
17世紀の初頭に南アフリカからヨーロッパに持ち込まれ、フランスで多く栽培され愛されてきました。
良い香りがするゼラニウムは「センテッドゼラニウム(ニオイゼラニウム)」と呼ばれ、非常にたくさんの種類が存在しますが、精油が得られるものはそれほど多くありません。
愛らしい見た目の花に、ややローズ感のあるグリーンフローラルな香りで、多くの人に愛されています。
ゼラニウムの効果と効能
精油には、心身に働きかけるさまざまな作用があります。
その時々の悩みに合う効能の精油を選びましょう。
主な作用
- 自律神経調整
- 鎮静
- 収れん
- 皮脂分泌調整
- 抗炎症 など
心への作用
ホルモンバランスに作用し、自律神経などを調整するため、不安や憂うつな気分を軽減してくれます。
心のバランスを整え、ストレス性の不調に有効です。
カラダへの作用
月経前症候群(PMS)や、月経痛、月経不順など、女性特有の悩みに効果的です。
また、体内の余分な水分を外へ排出してくれる作用があり、むくみの解消も期待できます。
お肌への作用
皮脂分泌調整作用があり、皮脂のバランスを整えてくれるため、皮膚コンディショニング剤として化粧品に用いられています。
ゼラニウムをメインにしたおススメのブレンドレシピ
グリーンフローラル系の香りが特徴のゼラニウム。
組み合わせるなら、フローラル系や柑橘系、ハーブ系の精油が良いでしょう!
今回のブレンドレシピは、”お部屋の気になる臭いをスッキリさせるソルト”のご紹介です!
まず、天然塩100gをボウルに入れ、ゼラニウム精油・グレープフルーツ精油・ペパーミント精油をそれぞれ3滴程度加えます。
お好みでゼラニウム精油を少し増やしても良いでしょう。
それをスプーンなどでよく混ぜ、保存容器などのビンにうつします。
その後、適量をお皿などに入れ、臭いが気になるところに置いておきます。
天然塩で清めにもなって気持ちもスッキリしそうですね!
簡単にできるので、気になる方は一度お試しください(´∀`)