【立山(富士ノ折立・大汝山・雄山)】活動日記vol.4 大自然に抱かれて朝陽を浴びる感動!
目次
概要
立山(富士ノ折立・大汝山・雄山)
登山レベル 中級程度
活動日時 2022.09.10〜11
行動時間 10時間17分
距離 11.1km
登山行程 大走りルート
DAY1 室堂登山口⇨みくりが池温泉⇨らいちょう温泉雷鳥荘⇨雷鳥沢野営場
DAY2 雷鳥沢野営場⇨立山(富士ノ折立)⇨立山(大汝山)⇨大汝休憩所⇨立山(雄山)⇨一ノ越(一ノ越山荘)⇨雷鳥沢野営場⇨らいちょう温泉雷鳥山荘⇨みくりが池温泉⇨室堂登山口
アクセス
活動記録
今回は黒部ダムを通る『立山・黒部アルペンルート』で室堂を目指しました。
スタートは扇沢から。
朝7時30分のバスの予約にわりとギリギリで到着💦
同じ時間のチケットを持った人たちの列が続いていました😂
まだ遠くだけれど台風が発生しているという情報に不安を抱えながら、晴れることを祈って列に並んでいました。
祈りが届いたのか、黒部ダムに着く頃には雲も薄くなっていて立山のあたりも見える状態♪( ´θ`)ノ
ダムの見学もそこそこに、急いで次の乗り継ぎ場へ向かいます!
電気バス⇨徒歩⇨ケーブルカー⇨ロープウェイ⇨トロリーバス
室堂に到着するために、これだけの乗り換えが必要なアルペンルート。
黒部ダムは「徒歩」の部分です💦
そしてついに到着しました、室堂登山口❗️
雲は少し多めですが、今年も素晴らしい景色です♪( ´θ`)ノ
立山玉殿の湧水を水筒に汲んだら活動開始!
今回は1泊のテント泊を予定しているので、荷物は前回よりだいぶ重い8.5キロ。
パンパンに詰まったザックを背負って軽やかに(自覚)歩きます!
雷鳥沢野営場というテント場まではほぼ下りで、気をつけないと膝にくる感じでした。
お帰りの方とすれ違うのですが、皆さん苦悶に満ちた顔で息を切らせながら歩いておられます……。
明日の我が身か…と感じつつも、あえて気にしないことに決めて進みました!笑
みくりが池温泉を越え雷鳥荘のあたりは硫黄の臭いが漂っていて、温泉たまごのことが頭から離れなかったです(お腹が空いていたからかも)。
雷鳥荘を過ぎてからも、下りの階段は続きます。
山を降りきったところに雷鳥沢野営場はありました。
このテント場では、到着後先にテントを張ってから管理棟に申請と利用料を支払います。
1泊一人1,000円を支払うとタグを渡され、テントの見える位置につけておくように言われました。
室堂から45分ほどでテント場まで来られたので、テントを設置し申請が済んだ頃、お昼になりました。
お腹が空いていたので、待ちに待ったランチタイムです!
今回のランチは「肉入れすぎビーフカレー」です!
湯煎で温めいただくことに😍
ちょっとビジュアル的には少々難ありですが、ロープウェイの乗り場で買ったホタルイカは絶品❗️
フライパンで炙って美味しくいただきました♪( ´θ`)ノ
明日早朝アタックのためルートの下見を済ませ戻ってくると、夕日に照らされた立山がどっしりとそびえていて、その雄大さは感動ものでした!
さて、お腹も減ったので夕食です♪( ´θ`)ノ
記念すべき初テン泊ということで、肉❗️❗️
柔らかくてめちゃくちゃ美味しい〜😍大自然の力も加わって忘れられない夕食になりました!
(肉に感動しすぎて野菜の写真撮るの忘れた😂)
明日はご来光を見るために午前3時に活動開始予定……。
明日の準備をしてから早めに就寝します(( _ _ ))..zzzZZ
〜初めてのテント泊で気付いたアレコレ〜
★テント場では登山靴で過ごすのは少し面倒……。軽いサンダルを持っていくととっても便利❗️
★次の日のために睡眠はとても大切。シュラフの下に敷くマット選びも慎重に❗️
★山の夜は予想以上に冷えるので対策が必須❗️
2時半にアラームで目覚め、顔を洗って活動開始したのが3時15分。
辺りは真っ暗で、自分の照らすヘッドライトの明かりを頼りに歩を進めます。
登山道に差し掛かると、他のルートにも灯りがちらほら。
それぞれ計画したルートで頂上を目指しているんですね〜✨
大走りを進み急な上りを歩いていると、カサカサと何やら動くものが…❗️
ドキッとして目を凝らすと、雷鳥が軽やかに前を走っていました😆
昼間、必死に探していたときには見ることができませんでしたが、至近距離で見ることができました(๑╹ω╹๑ )
そうこうしているうちに辺りが白み始め、日の出の時刻が近いことに気づきましたが、まだ少し距離が……(>_<)
何とか頑張って富士ノ折立の手前にある馬の背あたりに到着したとき、朝日を浴びることができました♪
お天気にも恵まれ、本当に感謝です( ´∀`)
(やはりこういう高所ではJALスープで決まりです🍀)
富士ノ折立までの道のりは、ひたすら岩場を登る感じで、その場の高度感もあり止まると動けなくなるような気がしたので必死で登りましたよ💦
富士ノ折立付近で朝食です。
用意しておいたパンとJALスープ💕
景色をおかずにいくらでも食べれちゃう笑
朝食も済んだので、次に目指す大汝山へGO!
標高3,015メートルの大汝山。
途中、何故かルートからはずれてプチ遭難してしまいましたが、戻って軌道修正できました💦
こまめなルートチェックは大切ですね!
大汝山の山頂では、見晴らしが良すぎて足がすくむ感覚がありました笑💦
大汝山から雄山に向かう道も岩場が多く、怖いので下は見ずにひたすら足元と前だけ見て前進❗️
ついに雄山へ到達です♪( ´θ`)ノ
感謝の気持ちと道中の無事を祈るため標高3,003mにある雄山神社にお参りし、書置きではありますが御朱印もいただきました🤗
アタックザックで行動していたので、せっかくの御朱印がクシャクシャになってしまったらどうしよう……と心配していましたが、薄めのダンボールのような台紙が入れられており、折れ曲がるのを防いでくれていました😊
少し景色を堪能した後、一ノ越へ向けて活動再開です♪
この時点で午前8時ごろですが、徐々にすれ違う登山客の数も増え始めたように思います。
3時15分にテント場を出発し、富士ノ折立・大汝山・雄山と歩いてきましたが、一ノ越山荘に到着したのは午前8時43分。
約5時間半が経っていました😂
一ノ越山荘あたりは昨年と同じ景色。
初めて見たのは、ヘリでの物資運搬の光景でした(๑╹ω╹๑ )
大きな荷物をぶら下げて飛んでくるヘリの下で、山荘の人でしょうか…荷物を受け取り、代わりの荷物をさげる作業をしておられました。
2〜3回続いた作業。
訪れる人たちが多いと、必要な荷物も多くなりますよね〜。それにも感謝の気持ちが湧いてきました。
柿ピー(梅しそ味)を食べながらその光景を眺めていましたが、休んでばかりはいられず…活動再開です❗️
一ノ越から雷鳥沢野営場までは、祓堂があるルートとは別ルートでひたすら下って行きました。
少し歩きにくく感じましたが、疲労もかなりきていたので集中しながら進みます。
1時間ほどかけて野営場付近まで戻り、川の冷たい水に手をつけて少し休憩😊
テントをしまって、室堂登山口まで帰る道のりを思い出し、気が重くなるのを感じつつ……笑
その後、テントを片付け荷造りを終えると昨日下ってきた恐怖の階段をひたすら上る行程に進みます💦
「もうムリ❗️」と何度言ったことでしょう( ;∀;)
しかし、単純な私は『室堂で美味しいランチ!』という餌に食いついてしまうのでした。
そして何とか頑張って室堂まで帰ってきたので……
美味しい美味しいカツカレーです❗️
頑張りぬいた後のカツカレー、最高でした٩( ‘ω’ )و
登山後記
今回立山に臨んだのは、昨年の雪辱戦のためでもありました٩( ‘ω’ )و
2021年初めてこの立山に来た時は、室堂から雄山まで行くだけなのに、体力と時間の壁に阻まれて雄山の山頂200メートルほど手前で引き返すことになってしまい、無念の敗北をしていたのです( ;∀;)
それから人知れずトレーニングを続け、今回の登山に臨んだのでした。
結果は、ご来光こそ少し間に合わなかったけれど、大勝利と言っても良いと思えました😊
山の上で見た朝陽の光景は、心を癒してくれる大切な経験となったことは間違いありません。
山頂までの行程はしんどいことも多いですが、あの感動をまた味わうためにこれからも山に行くのだろうと思います。
ありがとうございました♪( ´▽`)